企業と個人の取り組み

地球環境問題は国家レベルの大きな問題ですが、行政や各団体の活動でけではできる事に限界があります。
個人個人が危機意識を持って、個々のレベルでの対応が求められている事は言うまでもありません。
しかし、何かキッカケがないと、個人レベルではなかなか重い腰を立ち上げる事はできません。
行政や団体活動はエコ活動に大きな役割を果たしていますが、その役割の一つに個々レベルでのエコ運動意識を持たせる「キッカケ」を提供する役割も担っています。
また、企業や学校など、エコ活動団体以外の団体レベルでの取り組みも重要となってきます。
 
そこで、今回は個人や企業レベルで参加できるエコ運動について紹介したいと思います。
 
チャレンジ25
チャレンジ25とは、2009年にニューヨークで開催された気候変動サミッドにおいて、当時の鳩山内閣が掲げた地球温暖化対策のキャンペーンです。
元々は京都議定書において、二酸化炭素の排出量を1990年比マイナス6%とする数値目標があるのですが、チャレンジ25においては同比25%を目標とするものです。
2つの違いは、法的拘束力を持つか持たないかです。
京都議定書では、目標が達成できない場合はペナルティを科せられますが、チャレンジ25ではそれがありません。
しかし、京都議定書で掲げた目標を達成するには、企業や個人レベルの介入は不可欠です。
チャレンジ25は企業・個人を問わず参加する事ができ、個人個人の意識改革に大きな役目を果たしています。
 
参加した場合のメリット

メリット1:ロゴマークの使用
チャレンジ25に参加した企業は、下図のようなロゴマークの使用が認められ、自社のホームページなどで使用する事ができます。
ホームページなどで使用する事により、企業イメージのアップに貢献します。
チャレンジ25ロゴマーク
 
メリット2:チャレンジ25宣言証と応援団の参加
チャレンジ25宣言証や応援団ロゴをダウンロードし、自社受け付けカウンターに設置したり、ホームページでアピールする事ができます。
他にもロゴを名刺に使用したり、幅広いメディアで使用する事ができ、クリーンで健全な企業イメージをアピールできます。
チャレンジ25ロゴ(2)
メリット3:チャレンジ25公式サイトから自社ホームページにリンク
チャレンジ25公式サイトの「参加企業一覧」に、リンクが掲載されます。
※余談ですが、中にはこのリンク目的でチャレンジ25に参加する企業も多いと聞きます。
リンク目的での参加は、絶対におやめ下さい。
 
チャレンジ25 有名人の応援団
チャレンジ25では、多くの著名人も応援団として参加しています。
具体的には、上戸彩さん、杉本彩さん、サッカーの前日本代表監督の岡田武史さんなど。
特に杉本彩さんは動物愛護活動も盛んに行っており、ボランティア活動の積極的な姿勢が見て窺えます。


エコドライブ活動コンクール
公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が主催するコンクールです。
警察庁・経済産業省・国土交通省・環境省などから構成される「エコドライブ普及連絡会」と、運輸関係16団体から構成される「エコドライブ普及推進協議会」の後援を受け、
地球温暖化問題に取り組む企業のエコドライブ活動を表彰するものです。
参加者は主にタクシー会社や運送関係が多いですが、自家用車でも参加が可能です。
書類審査をパスすると、エコロジー・モビリティ財団の職員訪問による最終審査が実施されます。
応募条件として燃費記録のデータが必要となる上、チャレンジ25と比較するとメリットも少ないですが、社員一人一人にエコ精神を持たせる「キッカケ」にはなるのではないでしょうか。


エコ活動促進システム「エコピヨ」
コクヨグループが開発した社内エコ活動をシステム化したツールです。
チャレンジ25やエコドライブ活動コンクール等とは違い、システムを導入するだけなので手軽さがうけています。
社内でエコ活動をしたらカードを挿入し、専用モニターで誰がどれだけ社内エコ活動に貢献しているかが一目でわかります。
光熱費の節約や社員のエコ精神の向上、また、営業窓口に設置する事で、来店客に会社のクリーンなイメージをアピールするのに役立っています。